暖冬の2003年12月・・・ここ最近ようやく気温も下がり冬らしくなってきた。雪山の偵察も兼ね13日土曜日深夜から八方尾根を目指した。目的地は唐松岳山頂・・・山スキーも装備した。まずはいってみなくっちゃ!!と気楽に出発。しかし、またまた、睡眠不足で突入。今回はシュラフ・マットを装備し車の中で寝る準備は万端とし、到着を4時ごろと設定した。4時に八方ゴンドラリフト乗り場駐車場に到着し、車の荷台でシュラフにくるまり熟睡。4時30分から7時まで2.5時間熟睡できた。朝7時起きてみるとすでに駐車場は満車状態であった。何と隣の車は○○先生のパジェロではないか!!また会ってしまった。しかし彼にはとてもついてゆけないだろう。8時の運行開始を待って ゴンドラに並んだが次から次へとボーダーやスキーヤーが集まってくる。すでに長蛇の列が完成されていた。8時に乗車し8時30分に1700m地点に到着。最上部のリフトは運休中であり、ここから早速スキー登降の開始だ。さあ、いけるとこまで行ってみようか!! |
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上の樺付近の稜線 昨日降雪があったため、ワカンを使っても、膝までのラッセルが続く。きついアルバイトだ。しかし先行のテン泊パーティーがある程度トレースをつけていてくれて何とか助かる・・・ スキー登降の場合はそんなにきついラッセルではなかった |
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暖冬の12月であるが、高度をあげると、そこは立派な雪山。暖冬なんてウソのようだ。 | |
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2500m地点の稜線上の雪庇 ここから、山頂までは標高差150m、約1時間の行程であるが山頂付近は厚い雲に覆われれなかなか全貌を現さない。ここから先は2本のスキー登降のトレースのみであった。 |
2500m地点まで高度をあげたが、時間はすでに12時。頂上までは1時間程度だろうが、今日の体調・気力からはこれ以上の試練は危険だと判断・・・この日山頂を踏んだのは2名○○さんと○○さんの山スキーパーティーだけだ。 | |
2500m地点より稜線方向をみる。 | |
下山後の国道沿いから白馬三山をかえりみる。大変な一日であった。やはり白馬遠い・・・単独での日帰りは限界点であった。本日は八方尾根の最上部のグラードクワッドが運行されておらず、アルペンクワッドからの歩行であったのも、時間を費やした結果となった。今回は潔く敗退を納得した。 |