2004.8.14(SAT)
お〜怖っ! 初のぶっつけ本番クライミング体験版
暫定更新版

御在所岳前尾根P7-P6-P5-P4-敗退

山行き形態:ピーク踏めず敗退、ロッククライミングII〜IV級

総行動時間5時間(11時入山、17時下山)、累積標高差約500m
北鎌に行くはずだった、この夏のお盆休み。あいにく8月15日は雨の予報ゆえ、北鎌で危険を冒すのもいやなので、ここはきっちり近場でトレーニング・・・するつもりはなかったが、薬剤師さん(滝谷クライマー)がちょいと近場で遊びますか・・・なんて誘ってきたのが運の尽き! 近場の御在所・・・といっても三重県の鈴鹿の南:東海地方の岩場の殿堂とでも言うのでしょうか。まあ。一の壁などの垂壁ではなくて、尾根だから大丈夫!!なんて甘い言葉で誘われていってみたもののやっぱり初めてのときは何でも痛いんだな〜・・・トホホである。御在所岳前尾根に取り付いたもののいきなりIV級の壁・・・これは無理だ! すぐ左の草付きクラックIII級でなんとか登攀・・・その後もIII 級IV級のオンパレード!!何とかII級の巻き道も使いながら登攀を試みるもやはり完登は出来ずP4で敗退したが、登攀・ザイルワーク・スリップ・懸垂・・・一通りの経験をさせていただき大変勉強になりました。ありがとうございます。滝谷クライマーさん!m(__)m

御在所岳一の壁を登攀訓練中のクライマー若い女性の声もこだましていました。いい感じですね〜

前尾根の取り付きの壁。人工登攀を試みるも今回は十分な登攀道具を準備しておらず、この時あぶみを使った以外はほとんどフリーの状態であった。最流行のフリークライミング・・・これは特殊な世界なんだなーと実感してしまった。

Peak4までは何とか登ってきたがこのPeakを制することが出来ず、敗退!”以外と手強いね〜御在所の花崗岩は・・・”と滝谷クライマーの談・・・20年のブランクがあるんだが、さすがに要所では素早く頼もしい動作を随所にみた・・・勉強になるな〜

敗退した後下山路をどうとるのか??最大の疑問であったが、滝谷クライマーはこの斜面降りれるでしょう!!とドンドン写真手前の草付き斜面約70度・・・モンキークライムダウンでドンドン降りてゆく!!木の根っこをつかんでズルズル滑りながら降りてゆく。最後に沢にでる瞬間が90度の絶壁!さすがに降りれん。沢床まで6mの草付き泥垂壁・・・薬剤師さん曰く”懸垂したことある?出来るんでしょ!””はあ〜解説書みながら、階段の手すり使って3階から懸垂したことはありますけど〜ぶっつけ本番ですか〜(¨;)””降りるしかないねー””注意して降りれば大丈夫だよ・・”

こんな感じで下降してきたと思います。最後は6mの懸垂・・・ぶっつけ本番ですが、降りるしかないっというせっぱ詰まった状況で、やれば出来るものですね・・・けっこう癖になる!!クライミング経験でした。