2004.8.29(SUN)

台風16号接近中! あらしの予感・・・荒島岳1523
暫定更新版

荒島岳:福井県勝原スキー場登山口アプローチ

山行き形態:深夜・単独・ピークハント

総行動時間5時間(4時00分入山、9時00分下山)、累積標高差約1220m
台風16号が接近しており(九州に上陸し東海地方でも風が強くなりつつある・・)今週末は海山とも荒れ模様になりそうだ。当然台風は左向きのため今回の進路から考えると、太平洋側の方が風や雨が強いはずである、広域天気予報では富山は””晴””!!である。そうか富山か・・・今からでは遠けど、でもいってみるか・・・でも天気がもたなければ日帰り剱は厳しいよな・・・とウダウダ考えているうちに夜11時になってしまった。今からでは富山は無理!!では!!と言うことで福井県の百名山である荒島でもいってみますか?と言うことで、夜12時に出発しました。順調に高速を走り荒島岳のもっともポピュラーな登山口、勝原スキー場に3時に到着です。仮眠しようとしましたが、何となく寝つけず、すぐに準備開始です・・・


晴れていれば荒島岳はこんな感じですが・・
福井県大野市・荒島岳 OnLine・・・・ライブカメラや荒島岳を愛する方々ののつくるHPです。


暗くて、ぶれてしまってますね。簡単な概念図がありました


さあ真っ暗ですが行きましょう
朝の4時ちょうどにスキー場下部の駐車場に止めて歩き出します。私が到着した3時にはクルマが1台止まっていて私の後に1台が到着しました。この時間から出発する人は少ないでしょう・・・4時ちょうどの真っ暗なスキー場へ取りつきます・・・・相変わらず真っ暗やみのスタートですが、ここで大失敗。いきなり進む方向を間違えてスキー場の脇のブッシュ帯に入ってしまい、草に囲まれもがいて一旦戻り、再度すすむが、これまた関係ない林道を歩いてしまい、また逆戻り!!大した距離ではないがウロウロしてしまい約20分の時間をロス。再度、地図と方角をしっかり確認し、スキーリフトに向かって登ることを確認し今度はちゃんと出発します!

2基あるリフトの、第二リフトの終点ですここがスキー場の最高点です。ここでようやく空が明るくなってきました。道間違えでここまでで20分程度の時間ロスでした・・・

ちょうどリフトの反対側から登山道の取り付きがあります。ここから、この後は、時間のロスを取り戻すためにトップスピードで階段状の斜面を登ります。

景色・・・全然見えません。白山〜願教示山〜野臥ケ岳方面が見えるはずですが。残念です。

しゃくなげ平です。ここまで約1時間15分位できたと思います。順調です。右方向は大野市外からのアプローチルートの中出ルートが合流しています。山頂は左に約45分くらいでしょうか。

何だかこんな樹林帯の間をひたすら登っていったと思います。風とガス出前をみていませんでした・・

稜線を緩く登るとおもむろに、山頂の標識がありました。雨で濡れて滑りやすい急斜面で苦労した割にはあっけない山頂でした。広そうですが実感がありません。祠の陰で風を避けて水分補給をして記念写真の後約15分の山頂滞在で下山にかかります。今登ってきたもちが壁を下りるのはいやです・・・すべって転びそうです・・・私は登りは好きだが下りは、はっきり言って大嫌い!!

山頂の祠周辺です。風が強くじっと立っているのも一苦労です。天気が良ければ白山・奥越の山々の大展望が期待できるのですが・・・残念ですがしょうがありません。

朝9時:登山口に戻ってきました。まだ9時なのでこれから登り始める方も到着し準備をしていたりする方もいます。天気は山頂付近はガスに覆われていますが、私が登ったころよりは良いのではないでしょうか?この荒島岳・・・ちょうど伊吹山にも似た雰囲気です。比較的低山で麓にスキー場のある独立峰・・・アクセスも簡単との共通点からでしょうか。冬の荒島が楽しみです・・・・ただし山頂直下の”もちが壁”の急斜面はかなりの困難さが予想されますが。

この後帰り道で、道の駅九頭竜に立ち寄ると、ちょうど朝一の時間で町の特産物の新鮮な野菜が格安の値段で売られていた。じゃがいも・サツマイモ・ナス・トウキビ・そして乾燥マイタケ・・・さらに、栃モチなどもおいしそうだったのでお土産代わりに買ってしまった。安さのあまり両手は野菜にの入った袋であっという間に一杯だ!夜中に出かけてきたのでおわびに本日は野菜カレーでも作ってみようと思う・・・さてさて帰りますか
国道158号線から中部縦貫自動車道〜東海北陸道〜と乗り継ぎ12時に職場に到着です。チョイと仕事をしてから帰ります。クルマで移動した距離の割にあわず、あっけない登山でした。景色も望めないしやっぱり北アの岩稜帯の山歩きの方が楽しいかも・・・まあこんな日もあってもいいかなと言う感じでした。