2005/12/11(日) 滑走禁止区域パウダー!? FREEZE!!
パトロール隊員に見事捕獲! |
全行程4km
累積標高差800m
行動時間5時間00分
最高到達点1357m法恩寺山山頂 【山域】法恩寺山 1357m
【場所】福井県
【日時】2005年12月11日(日)
【コース】スキージャム勝山ゲレンデ下部取り付きゲレンデ沿いに登行
【メンバー】単独
【装備】Black Diamond HAVOC 173cm,ディアミールEX,Garmont G-ride G-Fit
【天気】雪〜曇りのち雪 |
前日10日から雪の予報が出ている。当初は銀杏峰か取立山に行こうかと思ったのですが、さすがは豪雪地帯。どか雪で宝慶寺の駐車場は雪の壁で車は止められず、こんな激しい積雪の日には単独での山行は危険かも・・・しょうがないのでスキージャム勝山に行ってみた。もちろんリフトは使わず、下からゲレンデの脇の新雪の中を靴ラッセルで法恩寺山頂上1357mまで行って降りたのですが・・・ここでけちが付きました。
登るときにパトロール隊員から”登山ですか?今日は山頂リフトとゲレンデの一部が閉鎖ですから、必ずこのゲレンデに降りてください!!”と念を押されてはいたのですが、当然、閉鎖のゲレンデは圧雪車は入っておらず、激パウダーなので行くしかないでしょう!! 山頂まで標高差800mを2時間45分で登った。最後の林道ラッセルは膝くらい。ファットスキーのためあまり潜ることなく助かった!・・・・ここまでは予定どうり順調順調!!・・・・・・・・・・・・ |
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ゲレンデ上部から林道を緩やかにシール歩行。積雪はこのあたりでおそらく150cm位だろうか。スキーでの沈み込み30cm。坪足になると大腿部くらいまで沈む。ファットスキーのため沈み込みは少なく何とか単独で切り抜けることができました。 |
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法恩寺山山頂1357mにて、ガスと風は比較的弱く時々うっすらと晴れ間が覗くことも・・・ |
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山頂よりイリュージョンコースBに向かって軽いラッセルの下り。 |
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上部より目標コースの見下ろし。全く圧雪が入っておらずかなり良いパウダーのご馳走です。さあー行きますよ〜〜 |
ご機嫌のパウダーゲレンデをフンワカフンワカ・・・波に揺られるように滑走する。途中から徐々に傾斜が増し最高斜度33度の表示があった。 |
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ここからまっすぐ下には最大斜度は35度くらいで膝〜腰パウダー斜面!この美味しいパウダー斜面いただいていたら、眼下にパトロールのスノーモービルが止まってじっとこっちを見ているではないですか!やばい!見つかっている(目立つ場所なので当たり前ですが・・・)しばらくパウダー斜面に身を隠して消えてくれ〜〜と祈っていたのですが、この急斜面でじっとしていたら雪崩れるかもしれん!とあきらめて下に降りしっかりパトロールに止められ、はい!スキーを脱いでスノーモービルに乗って!笑いながらなのですが・・・何となく気まずい雰囲気。そして正規の圧雪ゲレンデまで、強制送還・・・せっかく登ったのに、スノーモービルでかなり下まで載せられて・・・始末書は書かなくてもスンだのでほっと胸をなで下ろして一旦下って、どうも滑り足りないのでしょうがなく高い高いクワッドの一回券を2回分(1600円!)でゲレンデを一気滑りして終了。 |
そして帰ろうとしたら・・・後ろから、
あの〜〜ラッセルありがとうございました、僕もトレース追って山頂まで行ってパウダー滑ったんです、でもパトロールに止められて始末書かかされて後味悪くなって〜〜・・・という方がいたのです。この方は福井のテレマーカーで、北○さん:時々山田さん(山田のスキーワールド)とも滑るそうですが。この方と今日の出来事で盛り上がりと互いの失態を慰めあいながら、また再会を誓って帰ってきたのです!
全くカッコ悪い一日でしたが、パウダーは膝〜腰パウダーで浮きまくりました!おニューのBlack Diamond HAVOCはなかなかよく浮いてくれました!
しかしスキー場のパウダーも、アンカーが少ない分、雪崩れそうな感じだったので要注意ですね!
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今回の軌跡
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