【No.】【日時】2007/03/04(日):仕事の前にサクッとスッキリ・・・野谷荘司山
【山域・山名】白山:野谷荘司山1797m
【コース】岐阜県白川村馬狩〜白谷下部〜1324mP〜1602mPの尾根経由〜山頂(往復)
【山行形態】山スキー/日帰り/ピークハント/ピストン
【メンバー】操 潤 単独 
【累積標高差】1135m
【行動時間】4時間21分;登り2時間55分、下り1時間25分(休息込み)
【天候】晴れ
【お勧め度】:景観★★☆:滑走難度★★:滑走快楽度★★☆:登高難度:★★  ※雪質・積雪量で滑走・登高難度は変わります

【行動概要】

今回は午後の仕事と夜の会合が待っているので、とにかく午前限定で帰らなければならない。帰りの高速渋滞を回避するためには、現地を午前中に出発したい。積雪がある程度期待でき、時間的に読めそうな岐阜県白川村から野谷荘司山1797mをめざそう。前夜10時岐阜発。高速PAで爆睡!朝4時30分慌てて起床まだはるか手前高速道路の美並村のパーキングエリア上である・・・。ぽつぽつだが少し雨がふっていた!! 高速を飛ばして朝6時に白川郷トヨタ自然学校着。慌てて準備、体がかたくてなかなか動けない状態・・・完全な寝過ぎである。6時30分に出発。このへんは積雪は30cm程度だが、ドアtoドアで十分にシール歩行可能。標高660m白谷下部スーパー林道を右にわけ左樹林帯から野谷荘司への尾根に取り付く。明瞭な尾根をほぼ夏道とおりにすすむ。うわさに違わないくらいの暖冬・・これじゃあGWの頃の陽気だ!。雪は重いが順調に高度をあげる。汗が滴りおちる。先週の亀登高が嘘のように進む。1300mポイントまで1時間、1600mポイント2時間、1500-1700mこの前後は稜線が狭まり、小さいが左右に雪屁が出ているので左右にうまくかわしながら登る。1602m峰まではつぼ足とスキートレースがあったが、1650mくらいでトレースは消える。相変わらず稜線は狭くスリップ転倒は要注意。雪はザラメと湿雪がやや不安定で雪崩やすい。しっかりソールでステップを刻んで登る。標高があがっても相変わらず暑い。とにかく稜線危険地帯は一気にペースをあげ1750m付近から最後のなだらかな丘陵をこえ一旦下りぎみに進んでもう一度広い稜線を登ると頂上1797mに到着。時刻9時19分で3時間を少し切って登れた。少し写真撮影を楽しみすぐに滑降準備。白谷側には広大な斜面が広がっている。ここへ飛び込みたい衝動にかられるが、デブリがほとんどないのが問題である。今日の高温と湿雪は雪崩の危険大で、稜線滑走もややこしそう。単独でこの状況で谷につっ込むのは命取り。少し谷側の斜面を滑ってみたが、滑った足下からデブリランド形成!!自分のようなスキーが下手な人間には危険すぎる!! 素直に登路をおりることとした。稜線は左右に飛び出さないように注意。両側にどんどん流れた雪がロールケーキとなりさらにデブリとなる。順調に高度を落とし写真をとりながら潅木帯〜立派なブナ林帯を繋いで滑るがお世辞にも雪は良くない。苦労しながら強引にスキーを回す。疎林であるのがラッキーだ。コース上の積雪は1-2m程度であったが、薮も少なく今年としては比較的快適な環境であったとおもう。最後の林道でエコツーリズムのスノーシューとレッカーのグループとすれ違い挨拶をかわしながら、迷うことなく駐車地点まで復帰。10時40分と極めて効率的に登高できた。

暑かった・・・とにかく暑く雪はそこそこあったが重かった・・・上部稜線はノートレースで雪面がきれいだったので滑走は楽だった。下部もほとんどトレースが消えかけていたのが、おそらく昨日のものだろうと思う。この後、11時現地出発〜11時35分に荘川から高速に乗り〜13時ちょうどに職場着。スッキリと午前中で登れた。

始終夏路に従い登路をとった。雪質は不安定で滑走は残念ではあるが谷には飛び込まず尾根つたいに降りた。パーティーで安全が確認できれば谷筋への滑走が楽しそう・・帰りの時間を優先なのでこれもまたしょうがないです・・・

出発6時33分

帰路撮影。トヨタ自然学校から見上げる、野谷荘司山(左)左俣と尾根を挟んで右俣と三方岩岳を望む。

まずは立派なブナ林の間を快調に登る。標高は800m前後であるがすでに暑くなってきたぞ〜〜

写真は一気に1600mポイントへ。左のとんがりが地図上1602m地点。山頂は右稜線のさらに奥です。

1602m地点先の鞍部から山頂。リッジまでとはいかないがやや狭い稜線。スリップしないように小刻みにジグる!

こけませんように・・・・

この稜線から右手白谷左俣を覗くと・・・チョー気持ちよさそうな広大斜面!!真直ぐ飛び込みたい・・・でも、単独行ダぞお前は・・・わきまえろ!!悪魔が囁くが今回は・・・諦めた。この判断は正しいのか臆病なのか・・・相棒がいたら間違えなくGO-である。

最高の斜面!吸い込まれそ〜〜でも試しに少し滑ってみたら・・・簡単に表層雪崩ができるし、かなりヤバい気温であることは間違いない。表層をかすめて絶対こけない自信があればおそらくOKでしょう。ピットでは明らかな弱層はないが、雪自体が重く、スロープカットで流れ出す感じ。直線的に攻める技術もないしなー。

新聞で”無謀中年単独山スキー遭難!”とか、いいネタにされるとかなわんので泣く泣く諦め。

山頂左手くるみ谷側の大斜面もすばらしい。南面に当たり簡単にデブリができる状態であった。稜線をはずさないように滑走

ヒマラヤ襞が美しかった。クルミ谷側妙法山。

山頂手前前衛ピークから少しだけ稜線を下って30m位の登り返しで・・・

スッキリ快晴(暑い)山頂です!後方は三方岩岳方面。左にちらっと・・・

山頂9時19分

帰路撮影:てっぺんが山頂。意外になだらか!

滑走開始から最初の緩斜面。一旦ここで鞍部となりシールをつける。この方が効率が良かった。

下りながら撮影も楽しもう。ヒマラヤ襞がきれいでした

意外と厳しい稜線滑走でした。単独では気を使います・・・滑落しませんように・・・と祈りながら

名残惜しく撮影です。きれいな稜線でした。左は1602m峰をトラバースする。ここまでは先日のトレースが残っていた。この後はブナのすばらしい疎林帯を重い雪にやや苦労しながら下る。それでも実質1時間弱で下れてしまう。さすがスキーは早い

最後は重雪野緩斜面だが快調に滑り・・駐車地点めがけて・・・

駐車地点にぴったり到着!!Door to Doorで登れました。
この後はがんばって帰宅です。渋滞につかまることもなくサクッとスッキリした一日でした!!雪崩が恐かった一日でもあります・・・・
今度はぜひパートナーとともにこの白谷に飛び込もうと本日誓ったとさ・・・そのほか・・・三方崩山:大ノマ谷も行きたいよ〜〜〜

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