【No.14】【日時】2007/08/14(火) 日帰りで行く縦走路・・・穂高連峰:新穂高〜南岳〜大キレット〜北穂〜涸沢岳〜白出沢〜新穂高 |
【山域】穂高連峰:南岳3032m:北穂高3106m、涸沢岳3103m |
【コース】新穂高〜南岳〜大キレット〜北穂〜涸沢岳〜白出沢〜新穂高 |
【場所】岐阜・長野県 穂高連峰 南岳3032m、北穂高岳3106m、涸沢岳3103m 【日時】2007年 8月14日(火) 【標高差】約2750m、行動時間:13-14時間 【メンバー】操 潤 単独 【天気】晴れ 【私的お勧め度】縦走快楽度★★★☆:景観★★★☆、登高難度:★★☆(日帰りさえ考えなければノーマルルート) (※☆〜★〜★★★:三つ星評価;天候・雪質の状態で滑走・登高難度は変わります) |
たった2日間しか休みがない。しかしアルプス3000mは行きたい。昨年は日帰りで西穂〜奧穂だった。穂高連峰で未だ未踏区間の北穂高〜涸沢岳間の岩稜コース・・・ここは是非抑えてきたい。ということで、この夏も昨年に続いて、懲りずに日帰りアルプス縦走を行った。アップダウンは当然多く特に前半の核心部:南岳新道の急登、最後の詰めの白出し沢の不安定なガレ場などなかなか大変ではありました。大キレットや涸沢槍前後の岩稜帯は快適な高度感を味わえ、最高の天気にも恵まれて順調にコースを歩けました。以下経過時間等の記録です。 |
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新穂高無料駐車場発 12:50AM |
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滝谷出合 3:00AM |
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槍平小屋通過・・・槍平小屋 3:47AM到着 | ||
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雲海がすてき。南岳新道2400m地点 | ||
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大キレット底部がもうすぐ目線に・・・2500m地点。とうとう来たぜ、北穂やドームがやけに目立つラインだ | ||
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雲海が広がる。この下は新穂高温泉だろう | ||
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どんどん朝がやって来る・・・お日様に負けないように、さあ登りましょ! | ||
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2600m救急箱設置地点〜〜槍平小屋の管理だと思います。 ありがたや〜〜 南岳新道2600m地点 5:39AM |
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さらに明るくなりました | ||
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南岳新道2800m地点、5:30AM ここからしばらくトラバース気味にガレた山肌を巻いてジグザグに登ってゆく。左ピークは中岳山頂。 |
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大キレット底部をようやく越えた | ||
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南岳新道を稜線上へのっこして南岳小屋 着!6:38AM そして南岳に・・・ ここまで新穂高からちょうど6時間と順調に来た。予想タイムを1時間短縮出来たのでこのさきやや余裕が出来た。さあ、後はキレット越えだ。目標は北穂まで2時間45分! |
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南岳山頂より中岳〜大喰岳〜槍ケ岳の絶景 ここ景色も約9年前に見て大感激したんだよな・・・ |
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大天井岳シルエットが素敵・・・ | ||
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まだ余裕・・・ここまで新穂高からジャスト6時間でした。 | ||
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これからあそこへ行くよ〜〜北穂さん・・待っててね〜〜 | ||
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眼下に南岳小屋とキレットの向こうに北穂が大きい 快適360 雲一つ無い大展望!!約9年ぶりの南岳 |
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綺麗で立派な南岳バイオトイレ・・100円でこの快適さは安い!汚さないように使いましょ! 南岳小屋出発 7:00AM |
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獅子頭よりキレットを鳥瞰・・・ここにはかっこいい外人さんと日本ギャルカップルが・・・ ”コレカラアソコヘユクノデスカ・・?” ”It is proper, as for me the intention of running to there
from now on.” ”Do you go?” ”Now being perplexed still ” |
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キレット底部から獅子頭見上げ 大キレット最低鞍部 7:54AM ここまで新穂高からジャスト7時間でした。 |
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長谷川ピーク 8:20AM 途中でお話した単独行の方・・・後ほど写真を送ります |
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飛騨泣きへGO | ||
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長谷川ピーク見下ろし・・・飛騨泣き途中から | ||
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飛騨泣き核心部:途中でパスさせてもらった韓流カップル(だとおもう)ハングル語だったような気がする。核心と言っても何となく通過できてしまう・・・以前よりは鎖とか足場がしっかりセットされたような気がする。何よりも超軽量装備や身軽な格好が功を奏したのか・・・・ 飛騨泣き付近 9:00AM |
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北穂小屋は頭上に・・・はもうすぐ | ||
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飛騨泣き核心部から北穂への最後の登り。ザラザラ斜面でスリップ注意。 | ||
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この光景が大好きです。朝夕の景色ならばもっと素敵だろうな・・ | ||
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そして北穂小屋着 9:45AM 身軽すぎるこの格好・・・何となく透けてるよ〜〜〜 |
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北穂高岳山頂 9:57AM ここは約6年ぶりくらいかな?以前上高地経由で2泊3日もかけて穂高に来ていた時期がうそのようだ・・・せわしないとも言いますが・・ ここまで新穂高からジャスト9時間でした。 |
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北穂高山頂よりこの後、今回の目的でもある、涸沢岳までの岩稜帯を行く。ここは初めてのルートでもあり、わくわくしながら進みましょ。しかしいきなり南稜ルートへ間違っておりてしまい、50mほど登り返すという失態からの開始でした。 | |||
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北穂高山頂を出発しすぐに振り返えると山頂には多くの登山者の姿が伺えた | ||
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岸壁登攀中のクライマーを見ながら・・・・ | ||
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かぶり気味の大岩 10:44AM すぐに大岩の巻きにはいる |
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最低のコル 11:06AM 最低のコルまで進み・・・・ |
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飛騨側をのぞき込む・・・深く切れた谷が遥か足下へと消えてゆく | ||
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涸沢岳手前稜線まで登ると正面にはロバの耳を従えたジャンダルムが大きい | ||
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涸沢岳山頂 11:58AM そして涸沢岳山頂 |
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白出しのコル 12:23PM 白出のコルへ・・・ここで任務完了!さっさと白出沢を下りましょ |
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あまり好きではない白出沢のザクザク道をコケないように下降する。セバ谷出合の雪渓を心配してアイゼンを持ってきたが昨年よりも雪は少なく結局使うことはなかった。白出大滝下にはまだ巨大な雪渓隗が残っている。おかげで涼しいを越えてさ・む・い・ 岩切道下雪渓徒渉点 2:23PM |
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白出出合へ降りました。白出出合 3:02PM | ||
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MTBを使ってほんの30分弱で新穂高無料駐車場に着 新穂高駐車場 3:39PM |
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この光景を見たかったわけです!9年ほど前にテン泊縦走スタイルで見た北穂から槍の大展望!残雪気は何度も見たが夏の豪快な光景も素敵でした。これにて慌ただしく過ぎ去った日帰り縦走を終わりましょ・・・ | ||
合計所要時間:約14時間 出発8月14日深夜0時50分 帰還8月14日午後3時39分 通過ピーク:南岳、北穂高岳、涸沢岳 |
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【注】本コースは危険度の高いコースです。十分な情報と判断が要求されますことを付け加えておきます。ここでの情報は筆者の主観によるものでありガイドの役目ではないことをご了承ください。山で生じた不利益はすべて本人の自己責任のもとでの行動に負うことをご理解ください。 |
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