【日時】2008/03/30(日)
単独なら尾根・・・でも今日は相棒あり!!当然”谷”でしょ!!ヽ(^◇^)ノ野谷荘司山/白谷左俣
【山域】野谷荘司山1797m
【場所】岐阜県 白山北方稜線
【コース】馬狩料金所〜白谷右岸尾根〜1602m赤頭山〜1797m山頂〜1750m左俣源頭〜白谷下部堰堤群〜駐車地点
【日時】2008年3月30日(日)
【メンバー】篠崎氏・操 
【装備】操:BDハボック173cm、ディアミール、ガルモント。篠崎氏:アトミックシュガーダディー、タルガ、スカルパ
【天気】曇り
【行動時間】5時間10分
【累積標高差】約1209m
【水平移動距離】約9.4km
【私的お勧め度】滑走快楽度★★★:景観★★★、登高難度:★★★ 
(※☆〜★〜★★★:三つ星評価;天候・雪質の状態で滑走・登高難度は変わります)
行動概要
先週は篠崎氏は単独黒部横断というこの世界ではある意味究極の目標ともいえる偉業を成し遂げ、その疲れもある・・・はずもなく懲りない我々は待たしても(私は先週はお隣の妙法山に登ったんだけどね・・・)できるだけ半日ですっきりと登っておりてこれる場所として、この白川郷エリア:白山北方稜線に出没したのでした。さてさて今回の顛末は・・・・・

全体図


    
馬狩料金所 6:00AM
白谷左岸尾根取り付き 6:30AM
地図上1602m赤頭山地点 8:00
野谷荘司山山頂 9:45
1750mコル(右俣源頭) 10:00
堰堤高巻き 10:45
駐車地点 11:05


鳥瞰図(世界遺産:”THEテーマパーク白川郷”から今回のルートを眺めてみる)

標高1200m付近このあたりで新雪は20cm。予想外のやや重powderにありつけそう。今日は陽が射さないだろうから上部はいい雪に出会えそう!!

早朝は少し太陽あり

今回の顛末・・・・

1200-1400m付近にはクレバス帯多数。まずは操がツボ足ではまりかけ続いて、スキーアイゼンつけようとスキーを脱いだ篠さんがはまりかけ・・・スキーアイゼンがクラックに吸い込まれてしまった・・・・体ごと落ちなかったのが幸いか・・昨日うっすら20-30cmの新雪が積もり、クラックが隠されている状態であった

篠さんコンタクトの笑顔で、笑っているように見えるが実はやや震えもあり

1500m付近から三方崩山と右:奥三方岳

新雪に覆い隠された稜線を行く。

赤頭山1602m(尖りピーク)トラバースは新雪でスリップしやすいのでツボ足アイゼンとした

なかなか絵になる光景であった。篠さん眼鏡はやめて、ワンデイアキュビルでかっこいいサングラス装備でした

そして淡々と山頂へ・・・10時45分着。山頂から孤高の笈ヶ岳・・・いつか行ってみたいが・・・・なかなか困難な行程が予想される

山頂写真はノーマルポーズ

11:00滑走開始。

浅いpowder!!最高でした。山頂から左俣上部に移動する際もかなりイケテルpowderでした

高曇りの天候でコントラストが低く雪酔いし易いコンディションでしたが、雪質上々でこの時期の白川郷エリアとしては好条件でした。11:20

白谷下部はやや狭くなるが、デブリは軽いほうと思われます。昨日の降雪でそれなりに滑りやすい

デブリも何とかやり過ごせる範囲であった

徐々に狭まり・・・

下部最終堰堤は簡単に右から巻いて

次の堰堤は高巻きになった・・・5−10m高巻いて何とか滑走継続

今日降りてきた中央の谷筋。よーく目を凝らしてみると2本のシュプールが・・・

向かって左やや大きいのが:操

右の小刻みターンは篠さん

遠くからでもシュプールが見えて何だか感動的でした!!

11:05・・・5時間でサクッと山行終了です。この後は先週も行った荘川温泉:桜香の湯へGO

温泉は・・・・・

桜香の湯は700円と高いが今回は100円引き券があったので600円!しかし、バスタオル・フェイスタオルを貸し出してくれるし、もちコインロッカーはタダで施設も綺麗・お湯もアルカリ系でよいのでむしろ安いほうかな!

蕎麦は・・・早く帰りたかったので無しョ

黒部単独横断を成し遂げても、なおも疲れを知らず上越遠征してしまった!・・・篠崎さんのHPへGO

http://homepage2.nifty.com/gynealp/

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