【日時】2008/03/09(日) 乗鞍縦横無尽探索シリーズ完結編:剣ケ峰3026mと乗鞍連山東西長大横断ワンデイロングツアー 懲りない我らは2週連続で乗鞍の奥座敷の探索に臨む!! |
【山域】乗鞍岳(剣が峰)3026.3m 【場所】岐阜県 |
【コース】乗鞍岳横断コース:乗鞍高原国民休暇村〜スキー場シールアップ〜肩の小屋〜剣ヶ峰〜大日岳トラバース〜中洞権現〜千町尾根〜避難小屋〜千町ヶ原〜九蔵ノ尾根〜九蔵林道〜青屋集落 |
【日時】2008年3月9日(日) 【メンバー】篠崎氏、操 【装備】操:サロモンX-Wing 、ガルモント、ディアミール、篠崎氏:アトミックディラン、タルガ、スカルパ 【天気】晴れ、肩の小屋〜山頂直下で風強し 【行動時間】13時間15分 【累積標高差】約2415m(下り3072m) 【水平移動距離】約28km 【私的お勧め度】滑走快楽度★★★:景観★★★★、登高難度:★★★ (※☆〜★〜★★★:三つ星評価;天候・雪質の状態で滑走・登高難度は変わります) |
【標高差】約2415m【最高到達点】3026m【行動時間】13時間15分【水平移動距離】約28km(いずれもGPSデータより)
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先週3月2日は乗鞍南北(野麦集落〜朴ノ木平)のワンデイ縦断を決行しました。ラッセルもきつく、なかなかのハードワークで完全燃焼でした。今回3月9日、隠し玉ではないのですが・・・当初から“縦断やるなら横断も・・・山をただの遊びととらえるのではなく、系統的・体系的な探究”というコンセプトで、懲りない我々は高気圧の張り出しが予想された3月9日、乗鞍横断(乗鞍高原〜剣が峰〜千町ヶ原〜九蔵尾根〜青屋集落)のこれまたマニアックなロングワンデイを行ってみました。当然、飛騨高山をこよなく愛する徘徊山スキーヤー篠崎氏との合同山行です。2週連続の13時間行動は厳しい行程でこれまた完全燃焼でした。先週にもまして日本離れした長大な白い尾根は凄まじいばかりの特大スケールを呈し、感激の嵐でした。雪質は西面〜南面のため変化が激しく氷の斜面・突然ザクザクモナカに変ったり、滑走はテクニカルだと感じましたが、苦労に余りある大スケールの山行でした。この時期に3000mの山をスキー登山ができる我々はなんて幸せなのだろうとあらためて感じました。70km離れた場所に2台の車をあらかじめデポするのがかなり大変で、余分な車の走行で温暖化に貢献してしまったことは×でした。 |
行 程 2:00 道の駅朝日村に集合し、一台を青屋集落にデポ、70km離れた乗鞍高原国民休暇村に向かう。 |
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頑張ってハイペースでスキー場トップへ・・・放射冷却でかなり寒かった。でもスピード登山にはちょうどいい・・ |
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さあ夜明けだ・・・モルゲンロートに染まる乗鞍剣ケ峰 |
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この光景は乗鞍高原からの定番ですね |
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風は粉雪を運ぶ・・・薄いアンダー1枚にジャケットのみ・・・寒い。でもスピード登山には薄着は必要。オーバーヒートはいちばん体力を無くす僕・・・貧弱な2枚重ねのグローブで手がしびれてしまった・・もう少し立派なグローブが欲しい |
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右大日岳、中央剣ケ峰、朝日岳より |
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風は強いが時に静寂となるさああそこまでわずかだ!!順調にここまで来た。予定時間を30分近く短縮。 |
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絶景北アルプス |
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山頂にて。他のパーティーは前夜雪洞泊とのこと |
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山頂から滑走。途中で岩の壁にぶちあたり回避しながら何とか降りてきた。最大斜度で40-42度程度だが岩が飛び出ていてかなり緊張する。 |
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粉雪舞う大日岳東面トラバースと後方に御嶽山 |
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白山遠望・・・・思わず絶叫!!篠さんこのときはWo〜〜〜〜〜と絶叫してましたね・・・・ |
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左が薬師岳・右が屏風岳か?大日岳は右に少し飛び出したピークだろうか??剣ケ峰は見えない |
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何たる景色か!! |
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遥か前方に白山を望みながらエクスタシーな広大斜面・・・でもスケートリンクの氷化斜面には要注意 |
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氷の斜面とシュカプラには注意 |
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千町ヶ原はまさに千の町が入ってしまうくらいの大平原気持ちの良いロングロングツリーラン・・・・ |
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ここからも長大なスケールの乗鞍連山 |
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先程まであの山頂にいたんだな・・・ |
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超絶スケールの御嶽遠望 |
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歴史ある太郎の助登山道登り口 |
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青屋古道の祠・・ |
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九蔵林道はこんな雪崩れも注意 |
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もうすぐフィナーレ・・・夕照の九蔵林道 |
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長い行程は終わった・・・この後1時間30分掛けて70kmは離れた乗鞍高原までデポ社を回収に・・・・ |
以上の行程は、がおろ亭:石際氏の青屋古道から千町ヶ原、石際氏は岐阜・特に乗鞍・白山周辺・錫杖エリアに詳しい。 篠崎氏;青年の家から千町ヶ原経由新青屋登山道を参考にさせていただきました。 |
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