【日時】2008/01/03(日) ど根性ラッセルの果てに・・・そこは見慣れた輝山山頂だッた・・・ |
【山 域】平湯周辺・輝山2063.4m |
【コース】福地温泉〜オソブ谷〜1651m地点〜輝山山頂往復滑降 |
【場 所】 輝山 2063.4m 【日時】2008/01/03(日) 【標高差】 約1200m、行動時間:10時間 【メンバー】篠崎氏、操 潤 【天 気】 晴れ 【装 備】私:ハボック173cm、ガルモントGライド、ディアミール、篠さん:アトミックディラン170cm、スカルパ、タルガG3 【私的お勧め度】滑走快楽度★★☆:景観★、登高難度:★★★★ (※☆〜★〜★★★:三つ星評価;天候・雪質の状態で滑走・登高難度は変わります) |
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輝山は南面からのアプローチが一般的であり、何よりも楽でシンプルだ。ただ、そこには常に多くのトレースがつき静かな山を楽しむ余地は少なくなってきた感があります。昨年位から輝山を北面(福地温泉・平湯温泉をベースにした行程の報告がちらほら・・・)今回はまだ報告の少ないこの北面ルート(hayakawa・fukazawaルート)の代表の一つを辿ってみました | |||
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のっけから急傾斜の斜面に捕まる・・・まるで沢登りだった・・・渓流脇に雪がわずかに繋がった感じで、先行者が歩いた後は岩を覆っていた雪が無くなったり、木の根がむき出しになったりしてルートを変えながらしか歩けなかったので、苦労を強いられる。トレースを外しながらの登高だあった。 暗くて上手いルート取りが出来ずかなり最初から厳しいラインをたどる事になった。それでも頑張って標高で100mも登ると、平坦台地に出くわしここからは概ね尾根筋にしたがって登り上げてゆく。 |
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ひたすらラッセルに耐え登る。この後は痩せ尾根からトラバースで標高1651mの巻きを上手く処理し、一旦、平坦地に出てここから最後の登り450mに入る。 | ||
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深い雪に覆われた痩せ尾根の砦を攻略しながらひたすらに・・・ | ||
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時には膝上ラッセルにも耐え交代に進む。単独ならとっくに敗退していたであろう事は間違えない・・・ | ||
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そして出発から約8時間・・ようやくあの輝山山頂に到達。南面から登れば約3-4時間?もっと簡単に登れるだろう。厳しいラッセルに耐えて大満足の山頂であった。雪はたっぷりさあこれから粉を頂きましょう! | ||
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大満足!! | ||
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さあ大滑降の始まりです。腰まで埋まって粉をけ散らす | ||
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深すぎでブレーキがかかりすぎることも・・・ | ||
登路のトレースを出来るだけ忠実に滑走を続けるとあっという間の1651mの巻きに入りこの後はしばし水平トラバースで最後の斜面にでる。さすがにここから下は雪質はやや重くpowderとはいえませんがそれでも冒険好きな僕たちは大満足でオソブ谷下部堰堤に向かう谷に突っ込んでドンピシャで国道に合流し、大満足で山行を終えたのでした。 | |||
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【注】本コースは危険度の高いコースです。十分な情報と判断が要求されますことを付け加えておきます。ここでの情報は筆者の主観によるものでありガイドの役目ではないことをご了承ください。山で生じた不利益はすべて本人の自己責任のもとでの行動に負うことをご理解ください。 |
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