夏の一日 Mt.Nishihotakadake
一日だけ夏休み・・・
西穂高2909mへ涼を求めに行きました。
日帰りでも穂高連峰の一角に立てるコースです。
新穂高温泉口からロ−プウエイを乗り継いで一気に2200mへ。
後は、ひたすら登るだけ。

夕方仕事を終え、2時間の仮眠後、自宅発2:30AM。
新穂高口着6:00AM。
この日のロ−プウエイの始発は7:00でした。
強行軍であることは否めませんが・・・・
何とか西穂高山頂を往復できます



西穂山荘から15分ほど登ると丸山へ。ハイマツ帯を抜けると眼前に西穂の峰々が現れます。右から2番目の台形の山が独標。真ん中の三角錐の山がピラミッドピ−ク。西穂山頂は一番左です。



独標2701mよりピラミッドピ−クを仰ぐ。右の雲に隠れた山が西穂山頂ですか・・・9時頃だったと思う・・空が青い!



この日は、岐阜県警山岳救助隊が出動していたようです。後から聞いたところでは奧穂への縦走路で滑落があったらしい。




独標より更に進むとこんな感じのナイフエッジの稜線歩きが始まります。入山者は結構多かったようです。足元は安定していて、以外と歩きやすい稜線です。



西穂山荘より2時間15分で山頂2909mに到着。コ−スタイムより15分早くつきました。荷物は8kgと軽かったので楽でした〜




山頂よりジャンダルムを仰ぐ。ガスの多い日でした。この後は完全にガスに隠されてしまいました。もう1日あればあそこまで・・・




西穂より先は一般ル−トから外れた、奧穂への縦走路です。道は見るからにナイフエッジが続き、険しそうですが、この日は奧穂からの縦走者がかなり多かったようです。若い女性も結構いました。彼らに聞いたところでは、垂直壁が結構あり、ル−トファインディングに気をつける・・・体力がいるよ〜・・との事でした。いつかはここを踏破しよう・・・



槍ケ岳3180mがちょこんと小さく見えました。あそこまで縦走したいな〜3泊4日?休みとれたらね〜・・左より槍・南岳・奧穂
ここからは下山路の途中に撮りました




チシマギキョウやイワツメクサなど高山植物の奇麗な季節です。



振り返るとピラミッドピ−クと西穂山頂が雲にかすんで見えました。



稜線から上高地・梓川をのぞき見る。ミヤマキンバイが咲き誇っています。




独標への登り。前の二人は奧穂から縦走してきて結構ヘトヘトになっておりました。この後は、一気に西穂山荘前まで戻り、樹林帯の歩きが50分位で西穂登山口のロ−プウエイ駅に到着です。あ〜〜〜あ、眠たい!しかし、毎日がこんな通勤路だったら楽しいでしょうね〜。山頂診療所なんか開いちゃいましょうか!