2005/04/10(日)
乗鞍〜北アの展望台:十石山・・そして下山後の白骨の湯と蕎麦を目指せ・・・

岐阜・長野県:十石山2524m;白骨温泉アプローチ
メンバー:単独
形態:山スキー登高

十石山は、入浴剤混入で悪い意味で有名になってしまった白骨温泉から取りつき、十石東尾根をたどるコースです。山スキーエリアとしては極めてオーソドックスな山です。最近は白骨温泉以外のも安房平からのアプローチも報告されていますが、今回はごく一般的なルートです。

本日天候は晴。岐阜市内を出発したのが午前0時。ここ白骨温泉へのアプローチは、岐阜市内からは平湯周りか、木曽福島周りかどちらかだが、いずれにしても中途半端に遠いのが難点である。乗鞍高原のさらに北のため、雪質には恵まれているはず?とおもい、登ることにした。

東海北陸道を北上し高山・平湯・安房トンネル・R158号線と走り通常は白骨温泉線を入るが、この時期まだ除雪がされておらず途中で通行止めのため、さらに遠まわリの乗鞍岳線から乗鞍高原スキー場を経てさらに白骨温泉へ入ることとなり、かなりの時間のロスだ。到着時刻は午前6時。すでに4名の山スキーヤーが準備して出発するところであった。彼らの出発を見送って、そそくさと準備をようやく6時30分に出発だ。しかし、しっかりと登山口の情報を持っていなかったので、いきなり関係のない尾根には行ってしまい15分の時間ロスであった。もう一度良く考えて・・・林道をもう少し先まで進み右折したら、有料林道のゲートがあった。

向こうが駐車地点。左の屋根はバス停です。

旅館の案内所です。いきなり間違えてココの裏から小尾根を登っていきどまってしまった。もう一度確認して林道を進みます。有料林道ゲートからひたすら林道を上り途中から左手に登山道の取り付きが有りここのトレースをたどります。しばらくするとしっかりと雪が繋がりますのでここからシール歩行です。

ここが最初の案内板。左手の疎林帯から尾根に取りつきましたが、ここから標高差200mくらいですが、ここが一番きつかったと思いますこの急場をしのぐと広い湯沢の平にでます。ここの標識からの取り付きで先行していた4名の山スキーヤーに追いつき、途中でパスしここからは先頭でラッセルです。湿雪のためスキーにまとわりつく雪が重くツボ足の方が速いため担いで登ります。トレースを後続の4名のうち2名が続き後の2名はかなり遅れています・・・

ここが”湯沢の平”のようです小休止し巨木の林立する樹林帯に入ります。ここからトレースは不明瞭となりGPSと地図を照らし合わせて進みます。一般的なトレースから外れてしまったようですが、地図上では尾根沿いに行けばからなず稜線まで出るはずと信じて進みます。ここまで後続の方の1名のみが私に後を追ってきました。しばしここで歓談しまた進みます。結局山頂までこの方とほとんど行動を共にすることとなりました年のころ50才くらいの方でした。樹林帯の中、二人で方向を確認しながらルートファイインディングの楽しんでいました・・・

稜線伝いに登ると樹林の切れ目からガスに包まれた乗鞍岳が望めました。天候は良いですがガスが多く展望は期待できないかもしれません。急ぎます・・・

居部苦の疎林となり展望も徐々広がりますが暑いです・・・遮るものが無いと陽射しがもろに当たります。

さらに登るとオープンバーンが広がります。下りが楽しみですが、思ったより短い緩斜面です・・・
こんな感じの緩斜面ですが雪質はどんどん重たくなってきました。下りも思いやられます。速い時間帯に降りたほうが正解です。頑張って登りましょう。大きく斜めにトラバース気味に進みますがキレだと評判な小屋を見てみようと思いましたが、時間節約のため直接山頂に向かいました

完全な一枚バーンです

遮るものはありませんね!!

こんな感じで空が広がっています

山頂をGPS出確認し記念写真です。乗鞍は完全に雲に覆われてしまいました。ここも徐々にガスが掛かってきて風も強くなってきましたので、コーヒとカロリーメイトを食べそそくさと滑降準備です。

気持ちの良い斜面はあっという間で終わってしまいます!登り20分下り30秒と言ったあっけない物で雪も重くあまり楽しい滑りは出来ませんでした・・・

下りは重い雪に無きながら疎林帯を滑りますが、本当に重たい雪で疲れてしまいます・・・途中2200m地点で同行した方の仲間の1人がようやく登ってきたところでした。もう一人は途中で完全に敗退しているようです。ここで始めに一緒に歩いていた方と別れ単独となって滑り降りました・・・
最初の標識の分岐に到着したのが12時過ぎです。ここから30分の林道歩きの後駐車地点につき着替えて温泉に向かいます。
どこの温泉が善いのか無料案内所で聞いたところ新宅旅館の湯がいいよ〜〜とのことでこれを信じてさっそくそこに向かう。500の料金で奇麗な湯船と親切な従業員さんに案内され白濁した単純硫黄泉を堪能しました・・・

善い湯です。露天もあります。奇麗でシャンプー・ひげそりなども有り500円なら大満足です。

途中の乗鞍岳線から見た十石山山頂の全景です!ここから見るとかなり遠いな〜良く頑張って登りました!
恒例の蕎麦の食べ歩きは・・・・奈川村:蕎麦の里 奈川と、木曽福島の時香忘に立ちよって、充実した一日となりました。この時香忘・・・おやまぼくちをつなぎに使ったかなりさわやかな味の蕎麦で私は多いに気に入ってしまいました!!私的10傑に入る蕎麦です!!

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