2006/1/1(日) 恒例の伊吹山詣!豪雪の今年はいかに?
あけましておめでとうございます。いつも拙いHPを御覧いただいて感謝しています。ここ最近は山スキーにどっぷり漬かってしまいこの先どうなってしまうのか?ちょっと自分が心配になってきました。

毎年(5年前から)1月1日元日は深夜山行:伊吹山1377m(滋賀/岐阜)のスキー登行もしくはアイゼントレを兼ねた山行を行っています。伊吹山山頂神社でお参りし初詣の代わりとするのです。昨日31日の岐阜県揖斐郡の土蔵岳に続き2連ちゃんです(^-^;)。

深夜3:30上野登山口を出発.いきなり1合目までの山道は今までみた事のないくらいの積雪量で,至る所で杉の木の倒木が道を塞ぎ、途中でショートカットを強いられました。1合目〜2合目〜3合目まで通常の2倍の2時間30分、3合目〜5合目〜山頂までやはり2倍の3時間弱で合計5時間を要しました。早朝のため氷化とザラメが入り乱れ8〜9号目の急斜面ののぼりではスキーがスリップし、かなりヒヤヒヤしました。登路の途中で、山頂テン泊組が2組とすれ違いました。

山頂8:15着。山頂で休息後下山にかかる際、昨年も同じ日に巡り会った長浜の川上氏に遭遇(特徴のある自作のストックを持っていたのですぐに分かったので話しかけてみた!)彼は一昨日も登ったとのことでこのパターンも昨年と同じであった。やはりこの季節の山には同じような好き者が集まるものなのだな〜と感心してしまいました。彼は大きなザックを担いでトレーニングをしているのだそうだ。ほぼ2日ごとに登っているらしい。その後私が下山中に約10名程が登ってきた・・・みんな物好きだ。この時間帯の人はゴンドラ利用がおおいようですです
下山開始9:00〜1合目下部10:00、(林道経由)上野登山口10:30着
今年の伊吹山はやたらと積雪が多く、今まで経験したことが無い量の雪で、伊吹山ではおなじみの、ブッシュは無くまさに大斜面が広がっています。上部正面ルンゼと左ルンゼは40度の出だしです。ややクラストし、少しびびりましたが大きめのターンとジャンプターンの組み合わせで滑降,かなりきわどい滑りで転倒したら100mは滑落しそうなバーンでありましたがスリルと緊張で新年早々アドレナリンばんばんでした・・・しかし中間斜面ではもなか気味となってきてスキーが取られて2回転倒!滑落はしませんでスキーがとられてなかなかコントロールが難しかったです。脚力が無いのでもっとしっかりエッジングをしないと悪雪に負けてしまいます。1合目からしたの最後の林道は完全に雪が繋がっておりますが、午前はがちがちデコボコの雪でめちゃくちゃ疲れる結果でした。今年の伊吹山・・・雪も多く相当面白いです。近畿・東海エリアの方、是非1月初旬に行ってくださいませ。
毎年山頂神社でおみくじを引きます。初めて大吉がでました!これはいいことありそうな予感・・・

3:30AM登山口上野神社を出発。

1〜2合目の斜面はかちかちに凍りついており、前日のシュプールが溝を形成し気をつけて歩かないと、溝にスキーがはまり歩きにくいことこの上ない。

6合目避難小屋。このあたりから風が強くなり寒さがひしひし・・・

画質・・・悪すぎます。7合目から上部斜面を見上げ。

8合目で初日の出。

9合目。ドロップポイント。ここが正面ルンゼ。スカイラインの向こう側が左ルンゼです。この斜面の向こう側からクラスト斜面に向って一気にダイブ!最高の一本でした。

山頂三角点付近

旧測候所。

大斜面の滑降後の見上げ。伊吹山こんなに雪がしっかりつきまさにどこでも滑れる状態はめったに無いことです。

東海・関西の山スキー好きはぜひ伊吹山で豪快な一本を楽しんでください。近くでこの大斜面は豪雪の今シーズンならではです!!
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