2006/04/09(日)
4月なのにパウダー?びっくり仰天の栂池〜白馬乗鞍〜小蓮華岳鞍部〜金山沢
長野県白馬村:栂池高原〜栂の森〜ロープウェイ〜天狗原〜白馬乗鞍岳〜小蓮華岳手前鞍部ドロップ〜金山沢〜猿倉〜二股デポ地
【メンバー】:名古屋ACC 近藤(L)、今井、鈴木、伊藤、操、:岐阜ケルン;森さん
【累積標高差】1923m(ゴンドラでの標高も含む)
【最高到達点】:小蓮華岳手前稜線鞍部2610m
【総行動時間】:7時間50分
【登り】4時間;【下り】3時間50分
【装備】:操:Garmont Gride Gfit、Fisher X-pedition 150cm、 ディアミールXP
     近藤
     今井
     鈴木
日曜日は久々の白馬遠征であった。名古屋ACCメンバー5名と岐阜ケルンメンバー1名の合同山行でした。場所は栂池高原から天狗原〜白馬乗鞍〜小蓮華岳手前から金山沢へドロップし、猿倉〜二股のスタンダードルートであった。当初は八方尾根から唐松岳〜唐松沢滑降〜二股のコース予定だったが前日からの降雪により二股でも10-15cmの積雪、上部であれば40-50cmの積雪であった・・・今日の状況では唐松沢は危険な状態であるはずだ。当然このコースはパスし急きょ栂池〜白馬乗鞍〜金山沢に変更した訳である。
朝8時;栂池ゴンドラの運転開始とともに出発。上部ロープウェイはつなぎが悪く(突然の降雪で従業員が対応出来なかったらしい)そして、上空にはなぜか3機の県警ヘリ・民間ヘリ・・・なぜだろうかまた遭難?
それを横目にぞくぞくと山スキー・山ボーダーが登ってくるざっと200人位はいるだろか。ゲレンデよりもにぎやかな状態?!昨今の山スキーブームを象徴している。こんな人数が入ればそりゃ雪崩も誘発するし、巻き込まれる可能性も高い・・・自分もそのブームにのっかた一人ゆえちょっと複雑・・・
天候は晴、暑いくらいになってきた、所々新雪の靴ラッセル・すぐにトレースに合流するが出来るだけマイトレースを刻む。天狗原まで登りあげ、さらに白馬乗鞍山頂への斜面を登りきり山頂大雪原に飛び出した。ここは見渡す限りの大展望であるが風が強くのんびりしてはいられない。すぐに小蓮華方面に向かって一旦下りさらに最後の登りに取り掛かる・・・1時間弱で稜線ドロップポイントに到着。結構強く風が吹くがガスは少なく視界は何とか50mはある。準備完了と共に近藤さんから一気の大斜面に飛び込む!われわれが2番手に到着したのだが先着の単独行は最初に飛び込むのをためらったのだろうか?われわれを先発させてくれた形をとったようだ。まっさらなパウダー斜面にそれぞれ思い思いにシュプールを刻んでゆく。特にスラフの流れず、顕著な弱層は無い斜面であったが、この後気温がさらに上昇すると危険なコンディションになりそうだ。こんな斜面は出来るだけ早い時間帯に抜けるのが賢明である。ゴンドラ利用だとこの辺の時間調節が出来ないのが難点であった。その後は金山沢に向けてパウダー〜やや重パウダー〜湿雪パウダー〜モナカ〜べちゃ雪〜林道アスファルト滑降?と一通りの雪を堪能?苦労?しほぼ最後までスキーを履き通して無事二股に到着した・・・


ルート概念図

栂池ロープウェイ上部駅より出発ぞろぞろと山ボーダー・山テレ・山ボーダーが終結・・・ここはゲレンデよりも賑やか!

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