2006年無積雪期山行 ダイジェスト版

さまざまなジャンルで山に臨んでみます、今年はMTBも積極的に取り入れたアウトドアも加えています。何せ時間が無いので、できるだけ短時間で行動範囲の拡大を企てた結果です。

2006/7/23(日)MTBトレーニング山行  

滋賀県伊吹町〜岐阜県関ヶ原町〜春日村(MTB)〜国見岳(ハイク)〜滋賀県伊吹町(MTB)周回

走行距離:62km(MTBのぼり30km、ダウンヒル25km、フラット7km)
ハイク2km
累積標高差:1620m
所要時間:7時間45分

予定どおりMTBとハイクのコンバインド山行を行った。MTBの周回距離は62kmでアップヒルが30km、ダウンヒルが30kmであったが、登りはただひたすら忍耐で、歩きやシール登行よりもきつく感じた。これは使い筋肉が違うことと、手首・首・お尻が痛くなったりといつもとは違ったコンディションであったからであろう。登った最高点は850mここからハイクで1123mの国見岳(岐阜県春日村)で折り返しとした。当初は伊吹山北尾根を伊吹山山頂まで往復する魂胆であったがとてもそんな体力は残っていなかった。MTBでほぼ80%の力を使ってしまい、梅雨末期の蒸し暑さでバテバテ状態であった!しかし一転してダウンヒルは山スキーと同じくらいそれよりももっと??快適にガンガン飛ばして標高差600mをわずか30分程度で呆気なく終了である。登りに費やした4時間は一体・・・・ナンだった
?と言う感じだ。しかし、水たまりや林道徒渉点でのタイヤでの水の巻き上げでお尻はびしょびしょで風邪ひきさんになりそうだ・・・お尻から風邪をひく感覚わかります?
途中滋賀県側の国見林道の法面が崩落し道路が寸断されていたが何とか土砂の上をすばやくMTB担ぎ上げで少しビビリながら通過・・・・まだ崩たてのような感じでした!したがって滋賀県側からは国見までは車は無理です。
ジャリ林道・水溜り林道を転倒しないように下り、無事に終着点ジョイ伊吹に到着し、薬草の湯(相変らず安い!300円:ただし湯船は狭いしボディーソプのみでシャンプーは無い)で疲れた体をいやせた。睡魔が襲い途中のコンビニ駐車場で少し眠ってから帰宅となりました。梅雨明け前でもこんなトレーニングもありってこと。本日大阪から伊吹山上の登山口から一泊で北尾根国見峠までの4名の登山グループと唯一すれ違いました。

走行距離:62km(MTBのぼり30km、ダウンヒル25km、フラット7km)
ハイク2km
累積標高差:1620m
所要時間:7時間45分

岐阜県滋賀県境の伊吹山周辺をMTBとクロスランで周遊しようという贅沢プランです。

周回距離は約60km。最高点は1000m弱と低いがかなりのアップダウンがあり、実際に走りきれるかどうか?やや自信なさげで出発です。車デポ地は伊吹町、春照の薬草の湯ジョイ伊吹駐車場。朝5時50分準備完了とともに勢いよく出発である。

県道から国道21号に出て約11kmで左折。目印は県道257号関ヶ原町の町民の森公園です。

町民の森公園に向かって舗装林道をひたすら漕ぎあげる。急斜面の登りもあり、頑張って漕ぐが、蒸し暑さにやられ数回降車して押し歩きとなってしまった!それでも頑張って標高差700mを約1時間で町民の森の入口に到着。

町民の森入口にある管理小屋。ここから緩く30mくらいのぼるとそこからは一気にダウンヒルとなる。

どんどん下って行くと、この冬の雪と大雨のせいで土砂崩れがおき乗用車は通行不能ですが、MTBなら何とか突破できるだろうとそのまま突入。

うっそうとした薄暗く、路面上に至る所から、水がわき出た舗装林道の県道258号線は相変わらずの状況だ・・・

脇には結構な水流で水が流れている

所々で復旧中のがけ崩れがあるのでさっさと通過しよう

しばらく行くとさざれ石公園のある笹又・古屋集落を経て、春日村に抜ける。又ここから国見岳に向かって緩い登りがひたすら続く・・・だんだんいやになってきた・・・

国見岳スキー場というちっぽけなスキー場があります。ここに向かってひたすら漕ぎあげよう。

国見スキー場横から国見林道が続きます。ここから約2km国見峠です。途中で力水がありますのでしっかり水分補給をしよう。

ここが国見峠です。右手は滋賀県側。左手は今登ってきた林道のある岐阜県側です。この辺でMTBを目立たない草むらの中に隠すようにデポしよう。目に付くところに止めておくと物騒な輩に盗まれる可能性もあります。この辺狩猟で訪れるハンターも多いですから・・・

ここから国見岳へ山道となります。当初は伊吹山山頂までかなりのロングコースを設定していましたが、時間的体力的にかなり困難な状況となってきましたので、ショートコースに変更したのす。

約30分で国見岳山頂です。とにかく蒸し暑く汗だくの状況です。早く峠に戻ってMTBで一気にダウンヒルで涼しくなりた〜〜い・・

国見岳山頂の道標

山頂から春日村

峠に戻ってMTBを回収し戻ってきました。さあこれから一気にダウンヒルです

MTB国見林道下り途中・・・今登ってきた国見岳です。もっこり丸い山頂の右端が三角点でした。

国見林道を滋賀県側にガンガン下ってゆきます。暑さから開放され一気に爽快になります。クールダウンで最高の気分。しかし、しばらく行くと、このようながけ崩れの通行止めのセッションが登場。ここは担ぎで楽々クリアーさすが身軽な自転車は違います。車なら最悪ですね。今来た道をはるばると戻らなければならないところでした。

ここからは県道40号:山東本巣線を伊吹町まで約10kmのフラットロードを走ります。

途中で道の駅:伊吹の里と伊吹山:上野登山口の神社(毎年恒例の正月の伊吹山山スキーの登り始めの登山口です)本日一日無事であったことを感謝しつつ、デポ地ジョイ伊吹の駐車場に帰還しました。

本日は約8時間のMTBコンバインド山行でした・・・

走行距離:62km(MTBのぼり30km、ダウンヒル25km、フラット7km)
ハイク2km
累積標高差:1620m
所要時間:7時間45分

でした。MTB初心者の私でも無理なく走れるほぼ90%舗装林道コースです。(国見峠の一区間がまだ未舗装の状態でしたが特に問題なく走れるコースです)

2006/08/06(日)愛知県豊田市足助町  
MTB山行第2段 足助の夏は暑かった!!名古屋ACCの若きエースI君と・・(いいよなー若い人は勢いがあって!)

愛知県豊田市足助町:寧比曽岳1121m 最高到達点:1121m 行動時間:6時間


名古屋ACCのI君からメール・・・1100m程度の低山だけどMTBで足助町の山へ行きませんか? がってん承知・・OKです!!と言うことで、8月6日日曜日の朝4時に名古屋市内の某地下鉄駅出口で待ちあわせ。車の中で仮眠していると窓をたたいてI君(25歳)登場。やる気満々で既にいつでも出撃開始状態のいでたちである。早速MTBを車のリアキャリアに積んで名古屋市内を出発。名古屋グリーンロードを猿投〜足助町方面に向かってひた走ることやく1時間で足助町のデポ地に到着。

START後しばらくは国道153号線に沿って約20kmのバイク区間を走る。I君はTREKのフルサスの最新バイクでの登場。今まで乗っていたバイクからの乗り換えの印象は?
大多賀峠から階段をMTB担ぎ上げます。約45分で山頂ですが樹林帯は比較的涼しく助かりました〜〜

もうすぐ山頂。この辺は樹林遊歩道を担ぎ上げで進みます。所々は傾斜の緩いところではちょいと違法ですが漕ぎ漕ぎです!

寧比曽岳(ねびそだけ)1120mの到着です。暑いです!!東屋の屋根の下でぐったりです・・・15分の休息の後いよいよダウンヒル開始です。東海自然歩道は一般的に傾斜の緩い山道が多く、MTBにはうってつけのルートです。所々ロックセッションがあります。初心者の私には結構器つい下りですがコケないようセーブしてゆきます。このコース2回目のI君は最新バイクのサスを楽しむかのようにガンガン行ってます

ダウンヒルの後再度林道の登り・・・
何度かアップダウンを繰り返しながら、いったいどこを走ってんだ〜〜と迷いながら適当に林道を突破してゆくと何とか地図上の東海自然歩道に合流してまたまたダウンヒルを繰り返す。I君はさすがに若いだけに怖い物知らずでガンガン砂利林道をかっとんで行く。おっちゃんにはまねはできんな〜・・

最後は35度以上に気温が上がった国道を干からびながら漕ぎ続けて何とか1時過ぎにGOAL〜〜〜である。この後町営の温泉格安の200円!!に入りさっぱりした後そそくさと帰路についた。
2006/08/14(日)  穂高連邦 西穂高〜奧穂高ワンデイ岩稜縦走  さあこの夏のトレーニングの成果を示せ!

コース・タイム
新穂高ロープウェイ5:45〜西穂高口6:35〜西穂山荘7:15〜西穂高岳8:43〜間ノ岳9:47〜天狗岳10:34〜ジャンダルム12:11〜奧穂高岳13:27〜白出しのコル14:00〜荷継ぎ沢出合15:40〜白出し出合17:00〜新穂高駐車場18:15〜自宅22:00
3年前の秋初めてこの岩稜縦走コースに臨んだ。当時は新穂高〜白出し沢〜奧穂高〜ジャンダルム〜西穂高〜新穂高のルートであった。今回は逆コースをお盆期間の登りロープウェイの6時の始発を利用してワンデイ縦走を企画してみた。前回の縦走の手ごたえからは天候さえ安定していれば十分日帰り圏内であると確信していざ突入である。今年の春からMTBやランニングで体力アップを図った成果を示さなければならない!
行程の全体図極めて合理的なコースではあるが3000mの稜線縦走のためわずかな時間の遅れや天候悪化が命取り・・・十分な体力作りと天気の読みとあとは運のみ
登り標高差は1500mとわずかではあるが最後に待つ白出しのコルからの激下りが足に堪えます!!

新穂高ロープウェイ始発乗車。朝5時45分改札。6:00乗車。6時15分西穂高口下車。用足しのあとは一目散に西穂山荘に向けて出発。順調に進み45分で西穂山荘通過7:15分。そのまま西穂まで一気登り。8:45分西穂山頂着。5分の休憩の後、間ノ岳に向けて下降開始。

西穂から見た赤茶けた間ノ岳・天狗岳そしていちばん遠くに高く見えるのがジャンダルムあそこまではるかな山旅の始まり。

間ノ岳への下降でいきなりの垂直の鎖がある落ち着いてゆけば大丈夫。最近もこの辺から滑落のニュースがあったが、ちょっとした油断とあまり怖がってからだが堅くなると足を引っかける原因となり、十分にリラックスすることが大切か。間ノ岳手前赤茶けたガレのピークが間ノ岳。その向こうに重なってやや右にとんがったのが天狗岳。あまりアップダウンを感じさせないが代償多数のピークを越える。

間天のコルから天狗岳への登り返し

左:間ノ岳方向を振り返る。

右:降りきった間天のコルから西穂方面に向かって撮影。

有名な逆層のスラブ

写真ではやたらかぶり気味に見えるがなんてことない!鎖が無くてもフリクションで登れます。ただし雨の時はしっかり鎖をつかみましょう。雨では通りたくない稜線だけど・・

逆層のスラブを越えると

今度はコブ尾根の頭・ジャンダルムへ向けて小さなアップダウンを繰り返し標高は3100m以上となる

コブ尾根の頭付近だと思います。ガスが徐々に濃くなってきてジャンは愚か周囲の景色も擦れてきてしまいます

ロバの耳の巻き付近。ガスッていて幻想的だった。夏とはいえさすがは3000mの稜線。歩いていてもすぐに体はクールダウンだ!

ロバの耳・・ここの巻きは注意の必要な場所です

ジャンダルム・・・ガスが多くわずかの時間全貌が見えただけ

ジャンダルムから今度は最後の難関。馬の背越えだ

ジャンダルム前後の岩稜帯を振り返るここまで何とか無難に来たがこの先はさらに気を抜けないコース

馬の背を越えるころ少し先の方からたくさんの声が聞こえてくる。おそらくすぐこの先が奧穂山頂なのだろう。奧穂山頂から後続パーティーを見る

奧穂山頂で記念撮影後約15分の休憩・滞在の後、一気に白出しのコルまで下降する。このとき13時30分。ここで穂高〜涸沢の山並みに別れを告げて白出し出合いに向けて下降開始。

セバ谷出合いから雪渓が現れる。あらかじめ得た情報ではアイゼン不要とのことだったが残雪が多く、アイゼンを持っていない自分としてはかなり危険なルートとりであった。脇受のシュルンドに落ちないように、雪渓横の草付き斜面を約500mくらい這いずるようにして下ってようやく、荷継ぎ沢に出た

雪渓末端です

白出し大滝を見る

白出し大滝下部からGWにたどった巻き道をみる。左の二股に別れたところを高巻いて手荷継ぎ沢上部斜面にでたと思う
この後必至に白出し出合いまで駆け降り、右又林道を例によって小走りに駆け降り、何とか午後6時に新穂高有料駐車場に到着。今回は無料駐車場は満車でどこにも止められず有料駐車場デポあった。下りの白出し沢はかなり足に堪えたが、岩稜帯は危険を感じることもなく無難に通過することができた。しかしせっかく穂高まできて何も日帰りしなくてもいいのに〜〜と自分でもあきれてしまう始末である。今回の山行前後にこの西穂ー奧穂ルートで滑落事故が3件あり(当然ただではすまないよな〜〜(;-_-メ;))何もなく終われたことはラッキーだったと肝に命じておこう・・・・
2006/08/14(日)

今回は久々にHarley-Davidosonを駆り出してのショートツーリングである。主たる目的は蕎麦ツーであるがついでにHarley-Davidosonで恐々、林道を走り南木曽周辺を駆け巡ってみようというおまけ付きである。ひたすらダートをコケないように走り山の気分も味わえた。何よりの、以前から行きたいと切望していた長野・岐阜・愛知の県境の昼神温泉ほど近い蕎麦の”勝縁”に寄ることが出来た。人気店なのか開店直後から入れ替わり立ち替わり客が来る。小振りであるが中に入ってみると客席は20席ほど。メニューは二八(?)蕎麦を中心におろし・掻き揚げ・小海老の天ぷら・山菜の天ぷらなどが中心。二八をうたっているが実際には10割のような挽きぐるみと喉越しであった。つけ汁は嫌みの無い程度にカツオのだしの効いたあっさり系のだしであった。全体にバランスがとれている。ただ盛り方がやや乱雑で器から蕎麦がはみ出していてやや残念・・・まあ比較的回転も速く、注文から出てくるまでの時間も7分程度だったし許容範囲である。掻き揚げざる(1400円)を注文したが掻き揚げも筒状にきれいに揚げられ、さくさく感と香ばしさが雑妙なハーモーニーであった。中身は小海老とキノコと山菜・イカなのかな?具が小さく刻まれていたので、よくわからないものもあったが美味である。満足に食べることが出来た。(完食!)
その後は、南木曽林道で一汗かいて帰路についた。蕎麦ツーとしては比較的エコノミックとは言いがたい、往復の高速代4000円ガソリン代3000円(最近Harley-Davidosonの燃費悪過ぎないか??リッター14km切ってるぜ・・・)その後は南木曽温泉日帰り入浴施設”木曽路館”に立ち寄り(やや大きな観光スポット様であるが・・・泉質はナトリウム泉でツルツル!でも700円は高いよ!観光料金だゼこりゃ〜〜
でも、汗だく・ずくずくには替えられない。この日バイクで走るのは過酷な気象状況であった。半日走っていたが脱水で体重が62kgから59.8kgまで下ってしまっていた!もちろん林道押し歩きなんかもあったのでかなりの運動負荷にはなっている。夏のバイクって最悪かも・・・

さっぱりしたその後、また高速を走ったら、再度 顔は真っ黒・汗でずくずくとなり、入浴前の状態に戻っていた(涙)
南木曽温泉木曽路館 http://www.kisojiland.co.jp/kisojikan_spa.html
温泉バカ一代さんのHP http://onsenbaka.jp/nagano/onsenpage.php?id=55
蕎麦”勝縁”さんにて掻き揚げざるを食らう
勝縁さんはここ 
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E137.43.24.2N35.26.46.7&ZM=8
蕎麦の横好き様のHPはここ
http://sobanoyokozuki.com/sobaya-nagano/01.html
<img src="/blog/_images/blog/_66f/korinaiojin/4468071.jpg" /><img src="/blog/_images/blog/_66f/korinaiojin/4468072.jpg" /><img src="/blog/_images/blog/_66f/korinaiojin/4468076.jpg" /><img src="/blog/_images/blog/_66f/korinaiojin/4468080.jpg" />

2005/06/12(日)富山県 猫又山2378m、最高到達点:2300m、累積標高差:、行動時間6時間
今シーズンの最終山行:猫又でこまった?そして魚津で観光の巻
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