【日時】2008/03/16(日)
たまには山に行かないことだってあります・・・オフゲレンデ(岐阜県春日村;国見岳スキー場)テレ練習と西国三十三ヶ所:谷汲山華厳寺・横蔵寺の何だかBスポ巡り
【山域】とらす山山麓
【場所】岐阜県
【コース】国見岳スキー場内(ゴンドラも取り外されつつ寂しくハイクアップ)
【日時】2008年3月16日(日)
【メンバー】操
【装備】操:TRAB Scintesi 、ガルモント、タルガ
【天気】晴れ、花粉舞い散る春麗ら
【行動時間】2時間くらい
【累積標高差】約200m
【水平移動距離】約800m
【私的お勧め度】滑走快楽度:景観★、登高難度: 
(※☆〜★〜★★★:三つ星評価;天候・雪質の状態で滑走・登高難度は変わります)
行動概要
毎週毎週良く通いました・・・高山方面へおかげさまで車の走行距離は2年で34000kmを突破!!今までの車の中では最高の累積走行ではなかろうか・・・さすがに、こうも毎週遠征していると神経もすり減ってきた感があるので、時にはぼーっとした近郊の旅も、またよいだろう・・ということで岐阜市近郊半径50kmの範囲で遊んでみました。しかしちゃっかりテレマークスキーの練習もしてしまおうというところが、いじましいか・・・

場所は岐阜市の北西約1時間の場所:国見岳スキー場。てっきり雪はしっかりあり、リフトも動いているだろうと見込んでいったのだがそうは問屋が卸さなかった・・・リフトの搬器は取り外し中・・・スキー場のおじさんに(おいらもおじさんだけど!!)今日はお客さんの貸し切りだから目一杯練習しな〜と言われてしまった・・・じゃあリフと動かせよな〜〜〜

それでも懲りないおじさんはシールでゲレンデトップまで上がり滑れないテレマークを練習するのでした・・・


テレマーカーはこんなイメージで・・・ちっかりハンティング帽をゲットしザックも無しで軽装でスタート。さすが緯度の低い岐阜近郊は雪の気配はないでしょう!

ちっちゃなちっちゃな国見岳スキー場リフトは3基で滑走距離も恐らく500mくらいかな。搬基取り外し中にお邪魔しま〜す

あつーい中・・・せっせと登る。この日は18度ともう初夏の陽気

何となくそれなりに〜〜でも左ターンは出来ても右ターンは・・・・怖い。利き足が後ろに来ると途端にバランスを崩すのはテレマークの特徴だと聞いたのだが・・・そのとうりだった・・・

腰が引けまくってます。2本滑ってもう止め・・・やっぱり山スキーは本格的に登らないと気合いが入らぬ。ゲレンデスキーなんかはやってられネ〜〜

さあ写真撮影班の相方にも悪いので切り上げて揖斐川町南方にあるそば屋にでも行きまっか〜〜

蕎麦三昧を注文・・・

蕎麦豆腐・・・つるつるプルりん!!さいこ〜〜〜

相方の鴨つけ汁蕎麦も美味しそうだった!写真忘れた!

蕎麦掻き・・・もちもちつるるん・・味付けが無いがダイレクトに蕎麦の風味が感じ取れた・・・そば湯に浸しただけなのはやっぱわざとですよね・・薬味とかつけ汁はなかった・・でもかなり味わい豊かだったから○!!

最後に蕎麦・・なんですが。普通は最後はざると思っていたら、とろろ蕎麦だったとは・・・がくっ。でもこの店はかなり美味しいほうだと思うのですが。実はこの店の隣がベーカリー喫茶でオーナーは同じ。名古屋では有名なあんかけスパが美味しいのです。ほかにも朝の焼き立てパンを大量に買い込むおじさんでした・・・相方結構あきれ顔・・・

花ノ木珈琲店の場所はこの辺です

続いて、谷汲あられの工場へ・・・

相方の目を盗んで試食のあられを食べまくり・・・・お持ち帰りに沢山のあられを・・・

そばには梅の花が咲いている・・・春なんだ〜

のんびりパチリ久々に一眼デジカメを持ちだしてみた

春なんだ〜〜〜山にはまだまだ雪が降って欲しいのですが・・わがままですかね。

次は揖斐の一角にある横蔵寺へ。ここはミイラが安置されていることで有名。先日行った花房山とか一去年行った小津権現山などが近くにあります

三重塔は修復した痕跡が無く、谷間に立つ山寺のせいか台風の影響が少なかったのかも知れませんね・・・・

ミイラの安置された舎利殿です。内部はもちろん写真撮影禁止。隠し撮りなんて不謹慎なことは出来ませんでした。

妙心上人の舎利仏(ミイラ)妙心上人は天明元年(1781)に横蔵で生まれました。両親没後、仏道修行のために巡礼の旅に出て、西国、坂東、秩父の33ヶ所、四国48ヶ所を巡りやがて信濃の善光寺の万善堂(大勧進)で受戒されました。その後富士山に登り自ら、富士大行者と称し富士講の先達を務めました。山梨の都留郡都留村に住し、御正体山にも登りましたが文化12年御正体山の洞
窟で断食し入定されました。3月29日のことと云います。上人の遺体は村人の手によって祠られていましたが、明治の始め山梨県庁に移され、明治13年天皇行幸の際、天覧に供されたと云います。これが縁で明治23年出生地の横蔵寺に祠られることになりました。全く人工
の手を施すことなく、現在に至って居る訳であり上人の信仰の厚さを物語っています。現在も自然の形で舎利堂に安置されています。
     観覧料 バンフより抜粋

次は岐阜市内方面にすこし戻って谷汲山華厳寺。

ここは西国三十三ヶ所の三十三番札所。

一応お参りとか・・・境内の下に真っ暗な回廊があります。ここを手探りで進み中には大きな錠前があるのですが完全に盲目状態で探すのは苦労しました。2周して何とか錠前を探り当てました。何かいいことあるのかな??(本当に真っ暗でした。盲目の世界を疑似体験して、心を無にするとか言った言い習わしなのかな??)・・・・戒壇巡りというのだそうです・・・始めて知りました。長野の善光寺が有名だそうです。

と言うことであまり興味が無かったけど意外に面白いお遍路参りかも・・・昔の人は大変だったんだろうな。百名山とかも同じだろうが人生の終盤を何かの目標を求めて全国を行脚するということが発端だったのかな?今のように楽しみが少なかった時代にあってアトラクション的な意味合いか、ぼけ防止の意味もあったりして・・・

最後は旧名鉄谷汲線の廃線後の谷汲駅駅舎で・・・・

お〜〜〜〜っ。これは・・・某病院の宣伝が廃線電車にまでもへばりついて残っているとは・・・(◎_◎)。(昔勤めていましたこの関連病院に・・!)岐阜県会議員であらせられる理事長先生の強い要求で張り残されたのかはたまた・・・へんな憶測をしてしまった・・・

風情ある電車でしたね・・中学高校の頃少しだけお世話になりました。実家のすぐ近くが電停だったよな・・・

懐かしの路線図です。

とのことでした・・・
以上何となくのんびりした、山スキー行とは全くかけ離れてのんびりほのぼのした春うららな一日でした・・・

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