【日時】2008/09/28(日)

飛越新道経由 薬師岳日帰り・・・まさに泥沼のヒエッーツ新道:判っちゃいたけどしんどかった
【山名】2926m
【山域】北ア
【コース】飛越トンネル〜寺地山〜北ノ俣岳稜線分岐〜太郎平小屋〜薬師岳山荘〜山頂〜往復
【山行実施日】2008年09月28日(火)
【メンバー】操 潤
【天気】晴
【行動時間】11時間30分
【累積標高差】約2800m
【水平移動距離】約35km
【私的お勧め度】快楽度★★★:景観★★★、難度:★★★
(※☆〜★〜★★★:三つ星評価;天候・雪質の状態で滑走・登高難度は変わります)
行動概要



山行(参考)タイム 

往路

復路
岐阜市内 2008.9.27、22:30 2008.9.29、0:30
飛越トンネル駐車地着 2008.9.28.、5:00 17:05
飛越トンネル駐車地発 5:25
飛越新道・神岡新道分岐 6:27 16:02
鏡池平 6:50 15:26
寺地山 7:00 15:02
避難小屋 7:31 14:35
北ノ俣稜線分岐 8:45 13:59
太郎平小屋 9:35 12:39
薬師岳山荘 10:42 11:52
薬師岳山頂 11:19 11:46

東海北陸道の新しく開通した区間で、降りれると思い込んでいた飛騨河合PAのスマートインターが時間制限付きで降りれず!またまた、今超えてきた長い長い10.7kmの飛騨トンネルを舞い戻り、清見インターで降りて結局いつも通りの国道41号で古川〜神岡越えで、飛越トンネルに辿り尽きた。

予定の4:00発より、かなり出遅れて5:25に飛越トンネルを出発することになる。

最初の急登から小刻みなアップダウンをこなす。足下は徐々にぬかるんできて、ひどいと足首までニュルッとハマリ、シューズの中に泥が浸入しそう。今日はトレランシューズでなくて良かった!帰路にこのルートは思いやられるが、敢えて飛越新道ルートを選んだ以上は頑張るしかない〜〜5年前の黒部五郎日帰りの時の苦労が思い起こされる・・・

写真はうって変わって、美しいシルエットの笠ケ岳・・・たぶんこの位置から見るのがいちばん綺麗なのだと思う。

6:50 何でもない鏡池平通過・・・地塘がある・・・すなわちこの地層は沼地なのだ・・・足下に気を付けなくてはズボ〜〜とはまる!

7:00 またまたなんでもないような寺地山。一応少し切り開きの山頂が有りここからようやく薬師岳・北ノ俣岳のシルエットを伺うことがが出来る。ここでようやく1/3の行程デス・・・

遥か遠くに薬師岳。まだまだ遠い。遥か先の行程を思いやる。この斜面をカットすれば行きも帰りもはスキーの方がきっと速い。今回は山スキーの偵察も兼ねております。

7:31 北ノ俣避難小屋分岐。木道が続く。ただし折立からのルートよりもはるかに手入れが悪いようだ。5年前と比べて、木道もずいぶん不安定な状態となっていた。やはりサブルートなのだろうか・・

8:45 北ノ俣岳稜線に這い上がった!

ここで北アルプス西北部のエリアが大展望される。薬師岳が大きく裾野を広げる。ここからは比較的起伏の少ないルートで木道も整備されている。ザックは4kg程度。軽量を生かして走れるところは頑張って走る。先は長い・・・・ランランラン!

9:35 約50分で太郎平小屋。広い広場に立派な小屋。折立からのルートを合わせてずいぶんと整備されており、ここがメインルートなのだと納得させられる。ここからも少し木道を走って、テント場へ少し下って、今度は沢状のルートを登り返し。

遭難碑ケルンのある薬師平:実際の遭難場所は東方向のようだが。草原地形になり、愛知大学遭難碑ケルンを通過。どんどん進むと先にはようやく薬師岳山荘が見えてくる

太郎平小屋〜薬師岳山荘間 50分

ここから”山頂まで標高差225m 50分”と標識有り。

頑張って30分で行こう。ほぼ予定通り11:19に何とか山頂に・・・・

到着です・・・・出発から5:50分でした。ガラスで祠の中が覗けるようになっています。さすが信仰の山ですね。

初めは5時間くらいで来れるかなと思ってはいましたが、思ったよりひどい飛越泥地獄で時間がかかってしまった。

今日はかなり寒いのです。風が強く体感温度は-5℃くらいです。薄い手袋・タイツでだけでは寒く、手がしびれて来ました。ただしモンチュラのウィンドブレーカーはかなりすぐれ物でタイトにフィットしフードもしっかりしており、動きやすいし、ペラペラなのにかなり暖かい。祠の陰に隠れてあんパンを食べ補給です。

でも流石にじっとは出来ません。祠の裏の風下で少し休憩。

山頂から金作谷カール。遠くに立山・劔。白馬岳は雪で真っ白でした。寒いはずです。このカール群が特別天然記念物に指定されているのです。

北薬師への稜線も意外に痩せていますね。雪が付くとい手ごわそうなルートとなるのかな。遥か向こうは富山平野と日本海

今来たルートを振り返ります。伸びやかな北ノ俣岳が印象的。
白馬岳は冠雪しており一際、白くみえましたが、飛んでしまって綺麗に写っていませんでした・・・眼下は黒部川。黒部横断ルートはこんなとこを越えるのだろうな〜〜

拡大して左から劔・立山・右隅は白馬岳。冠雪してますね。さあ大展望を風が強く寒い山頂をあとに本当の本番の復路に入ります。北ノ俣までは何とかこなせますが、下りはひたすら長く遠い・・・先が思いやられる

稜線の陰には雪が少し

薬師平付近は紅葉

太郎平から北ノ俣への池塘

太郎平小屋には立派なバイオトイレ。拝借しました・・・当然100円払います

池塘の向こうに薬師岳

南東には黒部五郎岳

東に遠く槍ケ岳。手前稜線は7月に行った三ツ俣蓮華岳〜双六岳稜線。眼下に黒部源流

北ノ俣分岐まで登り返しました。ここからの復路はそんなに楽ではない・後半戦の小刻みなアップダウンが待っている

岐阜県側に下る前に最後の見納め・・・と山側の斜面は紅葉は少し始まっていました

14:32避難小屋分岐通過

寺地山付近から振り返って剣岳。ここが劔の最後の見納め

駐車地が見えてきた・・・もうすぐ帰れる・・実はここまでの途中で神岡新道と飛越新道の分岐をぼ〜〜〜〜と歩いていて間違えて神岡新道へ下ってしまった。やたら笹藪が多く刈り払われていないルートなんてあったかな〜〜と思いつつ標高差で100m 距離400mも下ってしまった愚かな僕・・・間違えようの無い立派な道標のある分岐なのに・・・足下しか見ていなかったのだろう。

こうやって道迷い遭難が発生するのだろうね・・

疲れながら帰ってきました・・・17:05。出発から11時間30分掛かってしまいました。

前回も疲れたけど今回もやっぱり疲れました。違うのは軽量化に徹していること。以前はカメラ2台三脚等で10kg以上。今回水とエネルギーカッパのみで5kg以下。体重は下写真よりも4-5kgも実装してしまいまいたが・・・

以前2004.8.8来たときの僕・・かなり若かった?時の流れを実感
帰路はなぜか富山に回り、(亀谷温泉に入りたかっただけ!)遥か遠回りで北陸道〜東海北陸道経由で岐阜へ・・・途中で仮眠して帰ったのは翌日深夜00:30分。でも高速ETC深夜割引はゲットです 温泉は亀谷温泉 白樺ハイツ

【注】飛越新道コースは一般コースですが泥系!!コースです。すっきり登山が好きな方はやや不向きです。あらかじめ御了承ください。やや歩きにくいので十分な情報と判断が要求されますことを付け加えておきます。ここでの情報は筆者の主観によるものでありガイドの役目ではないことをご了承ください。山で生じた不利益はすべて本人の自己責任のもとでの行動に負うことをご理解ください。

2008年山行記録一覧に戻る

トップページに戻る